例えば、ヤフーファイナンスの「値上がり率ランキング」には銘柄がたくさん並んでいます。チャートを見るためにそれぞれの個別銘柄ページを閲覧していくのはとても大変です。「銘柄マーカー」を使うと、その場で各銘柄の株価チャート、時価総額、業種、上場市場などの基本情報がツールチップで素早く確認できるため、情報収集のスピードが格段に上がります。
マーキングされた箇所の「▼」をクリックすると、「Yahooファイナンスで確認」「Twitterで検索」「Yahoo掲示板で確認」「株探で確認」「四季報で確認」というリンクが出現します。各サイトの個別銘柄ページに1クリックでアクセスできます。
さらに画面右下には、「出現銘柄サマリー」というボックスが表示されます。これは、そのページ内で見つかった銘柄の一覧です。出現数が多い順に、上位10銘柄が表示されます。銘柄名をクリックするとYahooファイナンスの個別銘柄ページを開きます。
「銘柄マーカー」はChrome用の拡張機能です。そのため、「銘柄マーカー」のご利用にはChromeのインストールが必要です。
1.Google Chrome(クローム)をインストールします。(すでに利用している方は2へ)
2.Chromeを起動し「銘柄マーカー(Chrome ウェブストア)」のページを開きます。
3.「CHROMEに追加」をクリックします。「銘柄マーカーを追加しますか?」と聞かれるので「拡張機能を追加」を選択します。
使い方はとても簡単。Google Chromeを起動し、任意のページに移動した後、右クリックから「銘柄をマーキング」をクリックするだけです。
するとページ内の銘柄名が赤くマーキングされます。そこにカーソルを合わせると株価チャートなどの基本情報が閲覧できます。
チャートは最大4つまで表示できます。左側には日足チャートが既に表示されています。あと3つは任意でお好みのチャートを設定することができます。
早速、任意のチャートも設定してみましょう。ブラウザ右上の銘柄マーカーのアイコンをクリックしてみてください。銘柄マーカーの挙動をカスタマイズできます。ここで、任意のチャートを設定してみてください。
※うまく動作しない場合…インストール済みの他のchrome拡張機能と相性が悪い場合があります。例えば「アドブロック」など。その場合は他の拡張機能を無効にして試してみてください。
「銘柄をマーキング」はどんなページでも実行すること自体は可能ですが、中にはうまくマーキングできないページもあります。うまくマーキング出来なかった場合は、画面が崩れたり、Javascriptなどの挙動に問題が出る可能性があります。その場合は、ページをリロード(再読み込み)すれば、ページの表示は全て元に戻ります。
利用するのは、「参照するだけのページ」のみとしてください。なんらかの入力や登録操作を行うページでは、「銘柄をマーキング」しないでください。登録処理などが誤作動を起こす可能性があります。特に、インターネットバンキングやショッピングサイトなど重要な操作を行うページでは「銘柄をマーキング」しないようにしてください。マーキングしてしまった場合は、ページを再表示(リロード)すれば元に戻ります。
銘柄マーカーでは、「銘柄をマーキング」した際、そのページのhtmlやurlなどのデータを解析しますが、蓄積、保存はしません。また、「銘柄をマーキング」しない場合は何も動作しないので、ご安心ください。